等比数列の和の計算:一般項と和 Sn(公比が分数でも正確に)

出典を再確認:2026年10月15日高等学校学習指導要領解説 数学編(数学B 数列)

初項・公比・項数を入れると、等比数列の和 Sn と第 n 項を、公式に数を入れた式つきで出します。公比が 1/2 などの分数でも分数のまま正確に。無限等比級数の和と、最初の20項の表つき。

数値を入れる

整数・小数・分数(1/2)
整数・小数・分数(1/2)・マイナス
項
初項 3・公比 2 の10項までの和
3,069

和 Sn = a(rn − 1) ÷ (r − 1) = 3 × {210 − 1} ÷ {2 − 1} = 3,069

第10項 an = a × rn−1 = 3 × 29 = 1,536

|r| ≥ 1 なので、限りなく足しても和は一定の値に近づきません

等比数列(初項3、公比2)の第10項は1,536、10項までの和は3,069

最初の20項と和

n第 n 項n 項までの和
133
269
31221
42445
54893
696189
7192381
8384765
97681,533
101,5363,069

項数が20より多いときは、最後の項と和も表の下に出します。

等比数列の和の計算ガイド:使い方と公比の入れ方

初項・公比・項数を入れると、等比数列の和と第 n 項を出します。公比が 1/2 のような分数でも、答えを分数のまま正確に出します。

こんなときに使えます

  • 高校の数学Bで、等比数列の和や一般項の答えを確かめたいとき
  • 「毎日2倍にふえる」ような話で、何日目にいくつになるかを知りたいとき
  • 公比の絶対値が1より小さいときの、無限等比級数の和を求めたいとき

使い方

  1. 「初項 a」に最初の数を、「公比 r」にとなりの項の比を入れます。
  2. 「項数 n」に、何項目まで足すかを入れます。
  3. 下の表で、最初の20項と、そこまでの和を順に確かめます。

計算の例

1円から始めて、毎日前の日の2倍をもらうと、20日目にもらう額は524,288円、20日間の合計は1,048,575円です(初項1・公比2・項数20)。

初項1・公比1/2で6項まで足すと63/32。項を限りなく足していくと、和は2に近づきます。

気をつけたいこと

  • 公比は「後の項 ÷ 前の項」です。3, 6, 12 … なら 2、8, 4, 2 … なら 1/2 と入れます。
  • 公比がマイナスのときは、マイナスをつけて入れます。項の符号が1つおきに変わります。

よくある質問

等比数列の和の公式は?
初項 a、公比 r、項数 n のとき、r ≠ 1 なら Sn = a(rn − 1) ÷ (r − 1)(r < 1 なら a(1 − rn) ÷ (1 − r) と書くことが多い)。r = 1 なら Sn = na です。
一般項(第 n 項)は?
an = a × rn−1。初項 3・公比 2 なら、第10項は 3 × 29 = 1,536 です。
公式はどうして成り立つのですか。
S = a + ar + … + arn−1 と、両辺に r をかけた rS = ar + ar2 + … + arn の差をとると、間の項が消えて rS − S = arn − a になるからです。
無限等比級数の和とは?
公比の絶対値が1より小さい(−1 < r < 1)とき、項を限りなく足すと和は a ÷ (1 − r) に近づきます。1 + 1/2 + 1/4 + … = 2。高校の数学Ⅲで学びます。
何年生で習いますか。
等差数列・等比数列は高校の数学B(数列)、無限等比級数は数学Ⅲです(文部科学省 学習指導要領解説)。

出典

準拠:高等学校学習指導要領(平成30年告示)出典を再確認:2026年10月15日

文部科学省
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編(数学B 数列:等差数列と等比数列/数学Ⅲ 極限:無限等比級数の和)

本ツールの整数・分数の計算は誤差なしで行い、終わりのない小数は表示した桁で四捨五入しています。授業やテストでの答えの書き方(分数のまま・帯分数・根号の形など)は、先生や問題の指示に従ってください。

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要点

  • 和(r ≠ 1)
    a(rn − 1) ÷ (r − 1)
  • 和(r = 1)
    na
  • 第 n 項
    a × rn−1
  • 無限の和(|r| < 1)
    a ÷ (1 − r)