6つの係数の計算:終価係数・現価係数・年金終価係数・減債基金係数・年金現価係数・資本回収係数
利率と年数を入れると、FPの6つの係数(終価・現価・年金終価・減債基金・年金現価・資本回収)を計算します。金額を入れれば「いくらになるか」まで。利率1〜5%・30年までの係数表つき。
終価係数 = (1 + r)n = 1.219(利率 2%・10年)
今の元本を複利で運用すると、n年後にいくらになるか
今の元本 100万円 × 1.219 = 121.9万円(10年後の金額)
1年ごとの複利(年1回)で計算しています。係数表の値は小数第4位を四捨五入したものが多く、表で計算すると少しずれることがあります
終価係数(2%・10年)= 1.219、100万円 → 121.9万円終価係数の表(利率1〜5%)
| 年数 | 1% | 2% | 3% | 4% | 5% |
|---|---|---|---|---|---|
| 1年 | 1.010 | 1.020 | 1.030 | 1.040 | 1.050 |
| 2年 | 1.020 | 1.040 | 1.061 | 1.082 | 1.103 |
| 3年 | 1.030 | 1.061 | 1.093 | 1.125 | 1.158 |
| 5年 | 1.051 | 1.104 | 1.159 | 1.217 | 1.276 |
| 10年 | 1.105 | 1.219 | 1.344 | 1.480 | 1.629 |
| 15年 | 1.161 | 1.346 | 1.558 | 1.801 | 2.079 |
| 20年 | 1.220 | 1.486 | 1.806 | 2.191 | 2.653 |
| 25年 | 1.282 | 1.641 | 2.094 | 2.666 | 3.386 |
| 30年 | 1.348 | 1.811 | 2.427 | 3.243 | 4.322 |
※ 1年に1回複利がつくとして計算し、小数第4位を四捨五入。上で選んだ係数の表に変わります。
6つの係数の使い分け
| 係数 | 何がわかる(例は年2%・10年) |
|---|---|
| 終価係数 | 今の元本 → 将来の金額 例 100万円 × 1.219 = 121.9万円 |
| 現価係数 | 将来の目標額 → 今の元本 例 100万円 × 0.820 = 82万円 |
| 年金終価係数 | 毎年の積立額 → 将来の金額 例 10万円 × 10.950 = 109.5万円 |
| 減債基金係数 | 将来の目標額 → 毎年の積立額 例 100万円 × 0.091 = 9.1万円 |
| 年金現価係数 | 毎年の受取額 → 今の元本 例 10万円 × 8.983 = 89.83万円 |
| 資本回収係数 | 今の元本 → 毎年の受取額・返済額 例 100万円 × 0.111 = 11.1万円 |
※ 終価係数と現価係数、年金終価係数と減債基金係数、年金現価係数と資本回収係数は、それぞれ逆数の関係です(かけると1)。
6つの係数の計算ガイド:使い方と係数の選び方
FP技能検定の勉強や、老後資金・教育資金の見積もりで使う6つの係数を計算します。係数を選んで利率と年数を入れると、係数の値と、金額にかけた答えが出ます。
こんなときに使えます
- FP技能検定の勉強で、係数の値や使い分けを確かめたいとき
- 老後に毎年同じ額を取り崩すなら、今いくら用意すればよいか知りたいとき
- 何年後かの目標額に向けて、毎年いくら積み立てればよいか知りたいとき
使い方
- 「係数」で、知りたいことに合った係数を選びます。迷ったら、下の「6つの係数の使い分け」の表で確かめます。
- 「利率(年)」と「年数」を入れます。年数は1〜100の整数です。
- 4つ目の欄に金額を入れると、答えの金額も出ます。欄の名前は、選んだ係数に合わせて「今の元本」「毎年の受取額」などに変わります。
計算の例
年1%で運用しながら、20年間、毎年60万円ずつ受け取りたいとします。年金現価係数は18.0456なので、今用意しておく額は1,082.73万円です。
20年後に1,000万円をためたいなら、年2%の減債基金係数0.0412をかけて、毎年41.16万円ずつ積み立てる計算です。
気をつけたいこと
- 係数は、1年に1回複利がつくとして計算しています。毎月の積立や毎月の返済とは、少しちがう結果になります。
- 年金現価係数と資本回収係数のように逆数の組み合わせを取りちがえると、答えが大きくずれます。表の「何がわかる」の列で確かめてから選びます。
よくある質問
6つの係数とは?
終価係数の計算式は?
年金現価係数と資本回収係数の違いは?
減債基金係数と年金終価係数の違いは?
試験の係数表と少し違うのはなぜ?
出典
本ツールの計算は、利率が一定で1年に1回複利がつくと仮定した目安です。実際の運用の結果や返済額は、金利の変動・手数料・税金・計算方法(毎月の複利など)で変わります。お金を預ける・借りる前に、金融機関の説明や返済予定表でご確認ください。
要点
- 終価係数
(1+r)^n - 年金現価係数
{1−(1+r)^−n}÷r - 逆数の組
終価⇔現価・年金終価⇔減債基金・年金現価⇔資本回収 - 年2%・10年
終価 1.219