年平均成長率(CAGR)の計算:最初と最後の値と年数から
最初の値・最後の値・年数を入れると、年平均成長率(CAGR)を出します。成長率から何年後の値、2倍になる年数(72の法則)も。売上・株価・人口に。
100 → 200(10年)の年平均成長率
7.18%
年平均成長率 = (最後 ÷ 最初)1/年数 − 1 = (200 ÷ 100)1/10 − 1 ≒ 7.18%
全体の伸び 100%(2倍)を、10年間毎年同じ割合で伸びたとしてならした値(幾何平均)
「全体の伸び ÷ 年数」の10%とはちがいます(そちらは毎年の伸びが重なる効果を入れていない)
この成長率が続くと、2倍になるのは約10年
100 → 200(10年)の年平均成長率(CAGR)= 7.18%毎年の値(年平均成長率で伸びたとき)
| 年 | 値 |
|---|---|
| 最初 | 100 |
| 1年後 | 107.18 |
| 2年後 | 114.87 |
| 3年後 | 123.11 |
| 4年後 | 131.95 |
| 5年後 | 141.42 |
| 6年後 | 151.57 |
| 7年後 | 162.45 |
| 8年後 | 174.11 |
| 9年後 | 186.61 |
| 10年後 | 200 |
年平均成長率(CAGR)の計算ガイド:使い方と年数の数え方
年平均成長率は、売上や会員数、株価などが1年あたり平均で何%ずつ伸びてきたかを表す数字です。このページでは、成長率から何年後の値を見積もることもできます。
こんなときに使えます
- 会社の売上が過去数年でどれだけ伸びたかを、1つの数字で示したいとき
- 投資信託や株価の長い期間の値動きを、同じ物差しで比べたいとき
- 事業計画で、今の伸びが続いたときの数年後の売上を見積もりたいとき
使い方
- 「計算」で「最初と最後 → 成長率」か「成長率 → 何年後の値」を選びます。
- 「最初の値」と「最後の値」を入れます。円・万円・人など、両方の単位がそろっていれば何でもかまいません。
- 「年数」には最初の年から最後の年までの差を入れます。何年後の値を出すときは「年平均成長率」も入れます。
計算の例
2019年度に8,000万円だった売上が、2025年度に1億2,000万円になったとします。「年数」は6年で、年平均成長率は6.99%です。
この売上が年5%で5年伸びると、「成長率 → 何年後の値」で5年後は約1億5,315万円と出ます。
気をつけたいこと
- 年数は「最後の年 − 最初の年」で数えます。2019年度から2025年度なら、7年ではなく6年です。
- 途中の年に大きく上下していても、結果は最初と最後の値だけで決まります。毎年の動きは別に確かめてください。
- 最初の値と最後の値は、0より大きい数で入れます。
よくある質問
年平均成長率(CAGR)の計算式は?
CAGR = (最後の値 ÷ 最初の値)1/年数 − 1。10年で100が200になったら、21/10 − 1 ≒ 7.18% です。
全体の伸びを年数で割ってはだめですか。
10年で2倍(100%増)を10で割った10%は、毎年の伸びが重なる効果(複利)を入れていないので大きすぎます。毎年同じ割合で伸びたと考えると 7.18% です。統計でも、年平均増減率は幾何平均で出します(総務省統計局)。
72の法則とは?
72 ÷ 年利(%)で、お金が2倍になるまでのおよその年数がわかる目安です。年7%なら約10.3年(正確には約10.2年)。
マイナス成長でも計算できますか。
できます。最後の値が最初より小さければ、年平均成長率はマイナスになります(最初と最後は0より大きい数)。
出典と適用年度
本ツールの計算結果は、入力した数字から計算した目安です。事業や投資の判断に使うときは、元になる数字と計算の前提をご確認ください。
要点
- CAGR
(最後 ÷ 最初)1/年数 − 1 - 10年で2倍
年 約7.18% - 72の法則
72 ÷ 年利 ≒ 2倍の年数 - 使う場面
売上・株価・人口の伸び