PFCバランスの計算:たんぱく質・脂質・炭水化物の目標量(g)と割合

出典を再確認:2026年10月15日厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」エネルギー産生栄養素バランス・消費者庁(修正アトウォーター法)

1日のエネルギー(kcal)と年齢を入れると、たんぱく質(P)・脂質(F)・炭水化物(C)の目標量をグラムで出します。食べた量(g)から PFC の割合(%)を出して、目標の範囲と比べることも。

数値を入れる

歳
kcal
g
g
g
2,000kcalのPFC目標(30歳)
P 65〜100g・F 44〜67g・C 250〜325g

たんぱく質 65〜100g(13〜20%、1g = 4kcal)

脂質 44〜67g(20〜30%、1g = 9kcal)。うち飽和脂肪酸は 16g 以下(7%以下)

炭水化物 250〜325g(50〜65%、1g = 4kcal。アルコールをふくむ)

たとえば中間の値なら P 83g・F 56g・C 288g

目標量は「おおむねの値」です。1日に必要なエネルギーは、基礎代謝のページで年齢・体重・活動量から出せます

2,000kcalのPFC目標:たんぱく質65〜100g・脂質44〜67g・炭水化物250〜325g

エネルギー別の目標量(グラム・30歳)

kcalたんぱく質脂質炭水化物
1,40046〜7031〜47175〜228
1,60052〜8036〜53200〜260
1,80059〜9040〜60225〜293
2,00065〜10044〜67250〜325
2,20072〜11049〜73275〜358
2,40078〜12053〜80300〜390
2,60085〜13058〜87325〜423

※ 単位は g。目標量(%エネルギー)をグラムにしたもの(たんぱく質・炭水化物は1g = 4kcal、脂質は1g = 9kcal)。50〜64歳はたんぱく質の下限が14%、65歳以上は15%になります。

エネルギー産生栄養素バランスの目標量(食事摂取基準 2025年版)

年齢たんぱく質脂質炭水化物
1〜49歳13〜20%20〜30%50〜65%
50〜64歳14〜20%20〜30%50〜65%
65歳以上15〜20%20〜30%50〜65%
妊婦(初期・中期)13〜20%20〜30%50〜65%
妊婦(後期)・授乳婦15〜20%20〜30%50〜65%

男女とも同じ。飽和脂肪酸は18歳以上で7%以下(15〜17歳 9%以下、3〜14歳 10%以下)。範囲は「おおむねの値」で、必要なエネルギー量をとったうえでのバランスです。炭水化物にはアルコールもふくみます(飲酒を勧めるものではありません)。

PFCバランスの計算ガイド:使い方と2つの計算方法

1日のエネルギー量を、たんぱく質・脂質・炭水化物のグラムに分けます。食事記録アプリなどで食べたグラムがわかれば、反対に割合を出して、目標の範囲と比べることもできます。

こんなときに使えます

  • 1日のエネルギーを決めたあと、献立の目安をグラムで持っておきたいとき
  • 食事記録アプリの PFC の数字が、目標の範囲に入っているか見たいとき
  • 妊娠中や授乳中で、たんぱく質の目標がどう変わるか確かめたいとき

使い方

  1. 「計算」で「目標のグラムを出す」か「食べた量からバランスを出す」を選びます。
  2. 「年齢」を入れます。妊娠中・授乳中なら「妊娠・授乳」も選びます。年齢によって、たんぱく質の目標の下限が変わります。
  3. 目標を出すときは「1日のエネルギー」を、割合を出すときは「たんぱく質(P)」「脂質(F)」「炭水化物(C)」のグラムを入れます。

計算の例

55歳で1日1,800kcalなら、目標はP 63〜90g・F 40〜60g・C 225〜293gです(たんぱく質は14〜20%)。

ある日の食事が P 70g・F 65g・C 230gだったら、合計1,785kcalで、割合は P 15.7%・F 32.8%・C 51.5%。脂質が目標(20〜30%)より多めです。

気をつけたいこと

  • 目標量は「おおむねの値」で、必要なエネルギーをとったうえでのバランスです。
  • 食品の栄養成分表示を足すときは、1食分か100gあたりかを確かめてから入れてください。
  • 炭水化物には、お酒のアルコールもふくまれます。

よくある質問

PFCバランスとは?
1日にとるエネルギーのうち、たんぱく質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物(Carbohydrate)がそれぞれ何%かの割合です。食事摂取基準(2025年版)では「エネルギー産生栄養素バランス」として目標量を決めています。
理想のPFCバランスは?
1〜49歳(大人なら18〜49歳)ならたんぱく質 13〜20%・脂質 20〜30%・炭水化物 50〜65%です(食事摂取基準 2025年版)。たんぱく質の下限は50〜64歳で14%、65歳以上で15%に上がります。
2000kcal なら何グラム?
たんぱく質 65〜100g、脂質 44〜67g、炭水化物 250〜325g です(30歳の目標量。たんぱく質・炭水化物は1g = 4kcal、脂質は9kcal で計算)。
グラムから割合を出すには?
たんぱく質 × 4 + 脂質 × 9 + 炭水化物 × 4 で全体のエネルギーを出し、それぞれのエネルギーを全体でわります。80g・60g・280g なら 1,980kcal で、P 16%・F 27%・C 57% です。
1日のエネルギーがわからないときは?
基礎代謝・消費カロリーのページで、性別・年齢・体重・ふだんの活動量から1日に必要なエネルギーの目安を出せます。

出典と適用年度

適用年度:日本人の食事摂取基準(2025年版)出典を再確認:2026年10月15日

厚生労働省
日本人の食事摂取基準(2025年版)エネルギー産生栄養素バランス(目標量: たんぱく質・脂質・飽和脂肪酸・炭水化物の%エネルギー)
消費者庁
「食品表示基準について」別添 栄養表示関係(修正アトウォーター法: たんぱく質4・脂質9・炭水化物4kcal/g)

本ツールの判定は目安です。診断ではありません。体重や健康のことは、医師・保健師・管理栄養士などにご相談ください。

作成:計算24の運営者(AIを含むツールで作成し、主な数値は出典の計算例・早見表と照合するテストで確かめてから公開しています。公開後に運営者が内容を確認し、誤りは見つけしだい直します) このサイトの作り方

要点

  • たんぱく質
    13〜20%(1g = 4kcal)
  • 脂質
    20〜30%(1g = 9kcal)
  • 炭水化物
    50〜65%(1g = 4kcal)
  • 2000kcal
    P 65〜100g・F 44〜67g・C 250〜325g