ブリンクマン指数(喫煙指数)の計算:1日の本数 × 喫煙年数

出典を再確認:2026年10月15日厚生労働省(がん検診の指針・e-ヘルスネット)・国立がん研究センター(肺がん検診ガイドライン 2025年度版)

1日に吸う本数と、吸い始めた年齢・今の年齢を入れると、ブリンクマン指数(喫煙指数)を出します。禁煙治療の保険適用の条件(200)、肺がん検診の「重喫煙者」と喀痰細胞診の対象(600)に当たるかどうかもわかります。やめた人も計算できます。

数値を入れる

本
歳
歳
歳 今も吸っているなら空欄
ブリンクマン指数(喫煙指数)
600

ブリンクマン指数 = 1日の本数 × 喫煙年数 = 20本 × 30年(20歳〜50歳) = 600

パック・イヤー(1日の箱数 × 年数、1箱 = 20本) = 30

禁煙治療の保険適用の条件のうち「35歳以上はブリンクマン指数 200 以上」に当てはまります(ほかに TDS 5点以上などの条件)

600 以上なので、肺がん検診ガイドライン(国立がん研究センター)の重喫煙者に当たります(低線量CT検査の推奨グレード A。対象は50〜74歳、年1回)

50歳以上で 600 以上なので、市区町村の肺がん検診では喀痰細胞診の対象です(厚生労働省の指針。やめた人も含む)。ただし国立がん研究センターのガイドライン2025年度版は、胸部X線と喀痰細胞診の併用を推奨グレード D(対策型検診として実施しないことを勧める)としています

ブリンクマン指数 600(1日20本 × 30年)

ブリンクマン指数の早見表

1日10年20年30年40年
5本50100150200
10本100200300400
20本200400600800
30本3006009001,200
40本4008001,2001,600

※ 左が1日の本数、上が喫煙年数。1日20本(1箱)を30年で 600、10本を20年で 200 です。

ブリンクマン指数が使われる場面

指数どこで使われるか
200 以上禁煙治療(禁煙外来)の保険適用の条件の1つ(35歳以上。35歳未満は本数・年数によらない)
600 以上肺がん検診ガイドラインの「重喫煙者」(禁煙から15年以内を含む)。低線量CT検査の推奨グレード A(50〜74歳、年1回)
600 以上50歳以上なら、厚生労働省の指針で市区町村の肺がん検診の喀痰細胞診の対象(過去に吸っていた人を含む)。国立がん研究センターの2025年度版ガイドラインでは、胸部X線との併用は推奨グレード D

それぞれ e-ヘルスネット「禁煙治療ってどんなもの?」、国立がん研究センター「有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン 2025年度版」、厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」(令和6年2月14日一部改正)による。

ブリンクマン指数の計算ガイド:使い方と年数の数え方

問診票や禁煙外来で「ブリンクマン指数」や「喫煙指数」を聞かれたときに使います。1日の本数と吸っていた年数をかけた数ですが、年数は数え違えやすいので、このページでは年齢から数えます。

こんなときに使えます

  • 健康診断や肺がん検診の問診票に、喫煙指数を書くとき
  • 禁煙治療を考えていて、保険適用の条件(200以上)に当たるか見たいとき
  • たばこをやめた家族の、これまでの喫煙量をまとめたいとき

使い方

  1. 「1日の本数」に、ふだん吸っている(吸っていた)本数を入れます。
  2. 「吸い始めた年齢」と「今の年齢」を入れます。
  3. やめた人は「やめた年齢」を入れます。今も吸っている人は空欄のままにします。

計算の例

1日15本を22歳から吸い、57歳でやめた62歳の人は、15本 × 35年 = 525です。600未満なので、肺がん検診ガイドラインの重喫煙者には当たりません。

同じ人が今も吸っていれば、15本 × 40年 = 600になり、重喫煙者の基準(600以上)に当たります。やめた年齢を入れるかどうかで、結果が大きく変わります。

気をつけたいこと

  • 禁煙治療の保険適用には、指数のほかにニコチン依存症のテスト(TDS)5点以上などの条件もあります。35歳未満の人には、指数の条件はありません。
  • 途中で本数が変わった人は、問診票の書き方に合わせて、ふだんの本数で計算してください。
  • 喀痰細胞診の対象(50歳以上・600以上)には、やめた人も含まれます。

よくある質問

ブリンクマン指数の計算方法は?
1日の喫煙本数 × 喫煙年数です。1日20本を30年吸った場合は 20 × 30 = 600 です。喫煙指数ともいいます。
ブリンクマン指数200とは?
禁煙治療(禁煙外来)が保険で受けられる条件の1つで、35歳以上はブリンクマン指数200以上が必要です。ほかに、ニコチン依存症のテスト(TDS)で5点以上、すぐに禁煙したいこと、治療に文書で同意することが条件です。35歳未満は、本数・年数によらず対象になります(2016年から)。
ブリンクマン指数600とは?
国立がん研究センターの肺がん検診ガイドライン(2025年度版)では、喫煙指数600以上(禁煙から15年以内を含む)を重喫煙者としています。また厚生労働省の指針では、50歳以上で600以上の人が、市区町村の肺がん検診の喀痰細胞診の対象です。ただし同じ2025年度版ガイドラインは、低線量CT検査を重喫煙者の50〜74歳に推奨(グレード A)する一方、胸部X線と喀痰細胞診の併用は推奨グレード D(対策型検診として実施しないことを勧める)としていて、今後、市区町村の検診が変わる可能性があります。
パック・イヤーとの違いは?
パック・イヤーは 1日の箱数(20本 = 1箱)× 年数で、海外でよく使われます。ブリンクマン指数 ÷ 20 がパック・イヤーで、600 は 30パック・イヤーです。
たばこをやめた人も計算できますか。
はい。吸っていた期間の本数 × 年数で計算します。喀痰細胞診の対象(50歳以上・600以上)には、過去に吸っていた人も含まれます。このページでは「やめた年齢」を入れてください。

出典と適用年度

適用年度:肺がん検診ガイドライン 2025年度版・がん検診実施のための指針(令和6年2月14日一部改正)出典を再確認:2026年10月15日

厚生労働省 e-ヘルスネット
禁煙治療ってどんなもの?(保険適用の条件: 35歳以上はブリンクマン指数200以上。最終更新 2024年3月6日)
国立がん研究センター
有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン 2025年度版(重喫煙者 = 喫煙指数600以上、禁煙から15年以内を含む)
厚生労働省
がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和6年2月14日一部改正)別紙 1(1) 喀痰細胞診の対象者

本ツールの判定は目安です。診断ではありません。体重や健康のことは、医師・保健師・管理栄養士などにご相談ください。

作成:計算24の運営者(AIを含むツールで作成し、主な数値は出典の計算例・早見表と照合するテストで確かめてから公開しています。公開後に運営者が内容を確認し、誤りは見つけしだい直します) このサイトの作り方

要点

  • ブリンクマン指数
    1日の本数 × 喫煙年数
  • 200 以上
    禁煙治療の保険適用(35歳以上)
  • 600 以上
    重喫煙者・喀痰細胞診(50歳以上)
  • パック・イヤー
    指数 ÷ 20