正規分布の確率の計算と正規分布表

出典を再確認:2026年10月15日高等学校学習指導要領解説 数学編(数学B 統計的な推測)・Microsoft サポート(NORM.DIST 関数)

平均・標準偏差と範囲を入れると、正規分布の確率 P(a ≤ X ≤ b) を標準化の式つきで出します。正規分布表(0.00〜3.09)と、1.96・2.576 などよく使う値の表つき。

数値を入れる

空欄なら −∞
空欄なら +∞
P(0 ≤ X ≤ 1.96)(標準正規分布)
0.4750

標準正規分布 N(0, 1):P(0 ≤ Z ≤ 1.96)

百分率では 47.50%

この範囲の外(X < 0 または X > 1.96)は 0.5250

Excel: =NORM.DIST(1.96, 0, 1, TRUE) − NORM.DIST(0, 0, 1, TRUE)

P(0 ≤ X ≤ 1.96) = 0.4750(平均0、標準偏差1の正規分布)

正規分布表(p(u) = P(0 ≤ Z ≤ u))

行が u の小数第1位まで、列が小数第2位。値の「.4750」は 0.4750 のこと(小数第5位を四捨五入)。例:u = 1.96 は2つ目の表の「1.9」の行・「.06」の列で .4750。

小数第2位が 0〜4(u = 0.00〜3.04)

u.00.01.02.03.04
0.0.0000.0040.0080.0120.0160
0.1.0398.0438.0478.0517.0557
0.2.0793.0832.0871.0910.0948
0.3.1179.1217.1255.1293.1331
0.4.1554.1591.1628.1664.1700
0.5.1915.1950.1985.2019.2054
0.6.2257.2291.2324.2357.2389
0.7.2580.2611.2642.2673.2704
0.8.2881.2910.2939.2967.2995
0.9.3159.3186.3212.3238.3264
1.0.3413.3438.3461.3485.3508
1.1.3643.3665.3686.3708.3729
1.2.3849.3869.3888.3907.3925
1.3.4032.4049.4066.4082.4099
1.4.4192.4207.4222.4236.4251
1.5.4332.4345.4357.4370.4382
1.6.4452.4463.4474.4484.4495
1.7.4554.4564.4573.4582.4591
1.8.4641.4649.4656.4664.4671
1.9.4713.4719.4726.4732.4738
2.0.4772.4778.4783.4788.4793
2.1.4821.4826.4830.4834.4838
2.2.4861.4864.4868.4871.4875
2.3.4893.4896.4898.4901.4904
2.4.4918.4920.4922.4925.4927
2.5.4938.4940.4941.4943.4945
2.6.4953.4955.4956.4957.4959
2.7.4965.4966.4967.4968.4969
2.8.4974.4975.4976.4977.4977
2.9.4981.4982.4982.4983.4984
3.0.4987.4987.4987.4988.4988

小数第2位が 5〜9(u = 0.05〜3.09)

u.05.06.07.08.09
0.0.0199.0239.0279.0319.0359
0.1.0596.0636.0675.0714.0753
0.2.0987.1026.1064.1103.1141
0.3.1368.1406.1443.1480.1517
0.4.1736.1772.1808.1844.1879
0.5.2088.2123.2157.2190.2224
0.6.2422.2454.2486.2517.2549
0.7.2734.2764.2794.2823.2852
0.8.3023.3051.3078.3106.3133
0.9.3289.3315.3340.3365.3389
1.0.3531.3554.3577.3599.3621
1.1.3749.3770.3790.3810.3830
1.2.3944.3962.3980.3997.4015
1.3.4115.4131.4147.4162.4177
1.4.4265.4279.4292.4306.4319
1.5.4394.4406.4418.4429.4441
1.6.4505.4515.4525.4535.4545
1.7.4599.4608.4616.4625.4633
1.8.4678.4686.4693.4699.4706
1.9.4744.4750.4756.4761.4767
2.0.4798.4803.4808.4812.4817
2.1.4842.4846.4850.4854.4857
2.2.4878.4881.4884.4887.4890
2.3.4906.4909.4911.4913.4916
2.4.4929.4931.4932.4934.4936
2.5.4946.4948.4949.4951.4952
2.6.4960.4961.4962.4963.4964
2.7.4970.4971.4972.4973.4974
2.8.4978.4979.4979.4980.4981
2.9.4984.4985.4985.4986.4986
3.0.4989.4989.4989.4990.4990

よく使う値

z−z ≤ Z ≤ zZ ≥ z(片側)
168.27%15.87%
1.64590.00%5.00%
1.9695.00%2.50%
295.45%2.28%
2.32698.00%1.00%
2.57699.00%0.50%
399.73%0.13%

正規分布の計算ガイド:使い方と規格内に入る割合の出し方

平均と標準偏差がわかっているデータについて、ある範囲に入る確率を出します。テストの点数から製品の寸法まで、山がひとつで左右対称に近いデータに使えます。

こんなときに使えます

  • 製品の寸法や重さが、規格の範囲に入る割合(良品率)を見積もりたいとき
  • テストの点数で、何点以上の人がどのくらいいるかを知りたいとき
  • 教科書の問題で、標準化と正規分布表の読み方を確かめたいとき

使い方

  1. 「平均(μ)」と「標準偏差(σ)」を入れます。
  2. 知りたい範囲を「下限 a」と「上限 b」に入れます。片側だけなら、もう一方は空欄にします。
  3. 標準化した Z の範囲と確率が出ます。下の正規分布表で、同じ値を自分で引くこともできます。

計算の例

平均50mm、標準偏差0.2mmの部品で、規格が49.6〜50.4mmなら、下限 a = 49.6、上限 b = 50.4 と入れます。規格内に入る確率は0.9545(95.45%)です。

規格の幅が平均 ± 2σ にあたるので、上下にはずれる確率はそれぞれ0.0228です。1,000個つくると、およそ46個が規格外になる計算です。

気をつけたいこと

  • 「標準偏差(σ)」に分散を入れないように注意します。分散しかわからないときは、その正の平方根を入れます。
  • 実際のデータが左右対称でないときは、計算した確率と実際の割合がずれることがあります。ヒストグラムで形を確かめてから使ってください。

よくある質問

正規分布表の見方は?
表の値は p(u) = P(0 ≤ Z ≤ u)(0 から u までの面積)です。u の小数第1位までを行で、小数第2位を列で探します。u = 1.96 なら、小数第2位が5〜9の表の「1.9」の行と「.06」の列が交わる 0.4750。P(Z ≤ 1.96) は 0.5 + 0.4750 = 0.9750 になります。
平均と標準偏差がある正規分布の確率は?
標準化します。Z =(X − 平均)÷ 標準偏差 とすると Z は標準正規分布 N(0, 1) にしたがうので、表や上の計算機で確率がわかります。身長が平均170cm・標準偏差6cmなら、182cm以下は Z ≤ 2 で 0.9772(97.72%)。
1.96 や 2.58 はどういう数ですか。
標準正規分布で、−1.96 ≤ Z ≤ 1.96 に95%、−2.576 ≤ Z ≤ 2.576 に99% が入ります。区間推定(信頼度95%・99%)で使う値です。±1 には約68.27%、±2 には約95.45%、±3 には約99.73% が入ります。
下限や上限を空欄にすると?
空欄にした側は −∞ または +∞ として扱います。下限を空欄にすると P(X ≤ 上限)、上限を空欄にすると P(X ≥ 下限) を計算します。
Excel ではどう求めますか。
=NORM.DIST(x, 平均, 標準偏差, TRUE) が P(X ≤ x) です。a 以上 b 以下は NORM.DIST(b, …) − NORM.DIST(a, …)。標準正規分布だけなら NORM.S.DIST(z, TRUE) も使えます。

出典

準拠:高等学校学習指導要領(平成30年告示)出典を再確認:2026年10月15日

文部科学省
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編(数学Ⅰ データの分析:分散・標準偏差・相関係数/数学B 統計的な推測:二項分布・正規分布)
Microsoft サポート
NORM.DIST 関数(正規分布の累積分布関数)

本ツールの整数・分数の計算は誤差なしで行い、終わりのない小数は表示した桁で四捨五入しています。授業やテストでの答えの書き方(分数のまま・帯分数・根号の形など)は、先生や問題の指示に従ってください。

作成:計算24の運営者(AIを含むツールで作成し、主な数値は出典の計算例・早見表と照合するテストで確かめてから公開しています。公開後に運営者が内容を確認し、誤りは見つけしだい直します) このサイトの作り方

要点

  • 標準化
    Z =(X − 平均)÷ 標準偏差
  • p(1.96)
    0.4750(±1.96 で95%)
  • ±1σ・±2σ・±3σ
    約68.27%・95.45%・99.73%
  • 習う学年
    高校 数学B