最大心拍数・目標心拍数の計算(カルボーネン法):年齢と安静時心拍数から
年齢と安静時心拍数、運動強度を入れると、最大心拍数と目標心拍数を出します。運動中の心拍数から、運動強度(%)を出すこともできます。
最大心拍数 = 220 − 50 = 170拍/分(年齢からの推定)
目標心拍数 = (最大 − 安静時) × 運動強度 + 安静時 = (170 − 60) × 50% + 60 ≒ 115拍/分
安静時心拍数の測り方:手首の内側の脈に人差し指・中指・薬指を当て、10秒数えて6倍します(健康な成人は約60〜100回/分)
10秒間数えると約19回(10秒の数 × 6 = 1分の心拍数)
最大心拍数は年齢からの推定で、個人差があります。持病や服薬がある人は、運動を始める前に主治医に相談してください
目標心拍数 115拍/分(50歳・安静時60拍/分・運動強度50%)運動強度ごとの目標心拍数(50歳・安静時60拍/分)
| 運動強度 | 1分 | 10秒 |
|---|---|---|
| 40% | 104拍/分 | 17回 |
| 50% | 115拍/分 | 19回 |
| 60% | 126拍/分 | 21回 |
| 70% | 137拍/分 | 23回 |
| 80% | 148拍/分 | 25回 |
※ カルボーネン法:目標心拍数 = (最大心拍数 − 安静時心拍数) × 運動強度 + 安静時心拍数。
年齢別の最大心拍数
| 年齢 | 220 − 年齢 | 207 − 0.7 × 年齢 |
|---|---|---|
| 20歳 | 200 | 193 |
| 30歳 | 190 | 186 |
| 40歳 | 180 | 179 |
| 50歳 | 170 | 172 |
| 60歳 | 160 | 165 |
| 70歳 | 150 | 158 |
| 80歳 | 140 | 151 |
単位は拍/分。健康長寿ネットでは、一般的な式として 220 − 年齢、高齢者向けの式として 207 −(年齢 × 0.7)をあげています。
最大心拍数・目標心拍数の計算ガイド:使い方と運動中の目安
ウォーキングやジョギングのとき、どのくらいの心拍数を保てばよいかを出します。年齢だけでなく安静時の心拍数も使うカルボーネン法なので、ふだんの脈の速さが結果に反映されます。
こんなときに使えます
- 運動を始めるときに、目標にする心拍数を決めたいとき
- スマートウォッチの心拍数が、運動強度の何%にあたるか知りたいとき
- 高齢の家族の運動の目安を、高齢者向けの式で出したいとき
使い方
- 「計算」で「目標心拍数を出す」か「運動強度を出す」を選びます。
- 「年齢」と「安静時心拍数」を入れます。安静時心拍数は、手首で10秒数えて6倍すると測れます。
- 目標を出すときは「運動強度」を%で、強度を出すときは「運動時の心拍数」を入れます。「最大心拍数の式」は、高齢の人なら「207−0.7×年齢」も選べます。
計算の例
65歳・安静時70拍/分の人が運動強度60%で運動するなら、高齢者向けの式では最大心拍数161.5拍/分、目標心拍数は約125拍/分です。
一般の式(220−年齢)で計算すると、最大心拍数155拍/分、目標は約121拍/分。式によって4拍ほど変わります。
気をつけたいこと
- 最大心拍数は年齢からの推定で、個人差があります。
- 強度を決めかねるときは、下の表で40〜80%の目標心拍数を並べて見られます。
- 持病や服薬がある人は、運動を始める前に主治医に相談してください。
よくある質問
最大心拍数の計算式は?
目標心拍数の計算式は?(カルボーネン法)
運動強度は何%がいい?
安静時心拍数の測り方は?
薬を飲んでいるときは?
出典
- 健康長寿ネット(長寿科学振興財団)
- 心拍数と運動強度(最大心拍数 220 − 年齢、207 − 年齢 × 0.7、カルボーネン法)
本ツールの判定は目安です。診断ではありません。体重や健康のことは、医師・保健師・管理栄養士などにご相談ください。
要点
- 最大心拍数
220 − 年齢 - 高齢者向け
207 − 年齢 × 0.7 - 目標心拍数
(最大 − 安静時) × 強度 + 安静時 - 安静時の測り方
10秒 × 6