指数分布の計算:確率 P(X ≤ x)・確率密度・平均・パーセント点

出典を再確認:2026年10月15日Microsoft サポート(EXPON.DIST 関数)

λ(単位時間あたりに平均何回起こるか)と x を入れると、指数分布の確率を式つきで出します。待ち時間や故障までの時間の分布。逆に確率から x(パーセント点)も。Excel の EXPON.DIST と同じ値です。

数値を入れる

指数分布:P(X ≤ 0.2)
0.86466

P(X ≤ 0.2) = 0.86466(86.47%)・P(X > 0.2) = 0.13534

確率密度 f(0.2) = 1.35335

平均 0.1・分散 0.01・標準偏差 0.1・中央値 0.06931

Excel: =EXPON.DIST(0.2, 10, TRUE) → 0.864664717

f(x) = λe−λx F(x) = 1 − e−λx

指数分布 P(X ≤ 0.2) = 0.86466

グラフ(確率密度と P(X ≤ x) の面積)

00.53x = 0.2

代表的なパーセント点

下側確率上側確率x
50%50%0.06931
90%10%0.23026
95%5%0.29957
97.5%2.5%0.36889
99%1%0.46052

※ 上で入れたパラメーターでの値。P(X ≤ x) がその確率になる x です。

指数分布の計算ガイド:使い方と待ち時間の確率の読み方

「次の客が来るまで」「次の故障まで」のように、出来事と出来事のあいだの時間を確率で見積もるときに使います。単位時間あたりの平均回数 λ さえわかれば計算できます。

こんなときに使えます

  • 窓口やコールセンターで、次の来客・着信までに何分あくかを見積もりたいとき
  • 平均の故障間隔から、ある時間内に故障が起こる確率を出したいとき
  • 「90%の確率でこの時間までに次が来る」という目安の時間を逆に求めたいとき

使い方

  1. 「λ(単位時間あたりの平均回数)」に、1時間や1日など決めた単位あたりの平均回数を入れます。
  2. 「計算」で「x から確率」を選び、「x」に同じ単位の時間を入れます。
  3. 時間を知りたいときは「確率から x(パーセント点)」に切り替え、「確率(下側)」に0.9などを入れます。

計算の例

1時間に平均2人来る窓口で、次の人が30分(0.5時間)以内に来る確率は、λ = 2、x = 0.5 で0.63212(約63.21%)です。30分たっても来ない確率は0.36788です。

「確率から x」で0.9を入れると x = 1.15129時間。90%の確率で、約69分以内に次の人が来る計算です。

気をつけたいこと

  • λ と x の時間の単位はそろえます。λ が1時間あたりなら、30分は0.5と入れます。
  • 昼どきだけ混むなど、時間帯で平均回数が変わるときは、時間帯ごとに λ を分けて計算したほうが実態に近くなります。

よくある質問

指数分布とは?
出来事が単位時間あたり平均 λ 回起こるとき、次に起こるまでの時間の分布です。Excel のヘルプでは、ATM から現金が出てくるまでの時間など、イベントの間隔のモデルに使うと説明されています。
指数分布の式は?
確率密度 f(x) = λe−λx、累積分布 F(x) = P(X ≤ x) = 1 − e−λx(x ≥ 0)。λ = 10、x = 0.2 なら 1 − e−2 ≒ 0.86466(Excel の =EXPON.DIST(0.2, 10, TRUE) と同じ)。
平均と分散は?
平均は 1/λ、分散は 1/λ2、標準偏差も 1/λ です。1時間に平均2回なら、平均の待ち時間は0.5時間です。
無記憶性とは?
すでに s だけ待ったとき、さらに t 以上待つ確率は、最初から t 以上待つ確率と同じです(P(X > s + t | X > s) = P(X > t) = e−λt)。これを無記憶性といい、指数分布の特徴です。
ポアソン分布との関係は?
1時間に起こる回数がポアソン分布(平均 λ)に従うとき、出来事と出来事の間の時間は平均 1/λ の指数分布に従います。

出典

確認方法:Excel の EXPON.DIST 関数の使用例出典を再確認:2026年10月15日

Microsoft サポート
EXPON.DIST 関数(書式・使用例)
文部科学省
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編(数学Ⅰ データの分析:分散・標準偏差・相関係数/数学B 統計的な推測:二項分布・正規分布)

本ツールの確率やパーセント点は数値計算で求め、表示した桁で四捨五入しています。検定や論文に使うときは、統計ソフトや数表の値でもご確認ください。

作成:計算24の運営者(AIを含むツールで作成し、主な数値は出典の計算例・早見表と照合するテストで確かめてから公開しています。公開後に運営者が内容を確認し、誤りは見つけしだい直します) このサイトの作り方

要点

  • P(X ≤ x)
    1 − e^(−λx)
  • 平均
    1/λ
  • 分散
    1/λ²
  • Excel
    EXPON.DIST