年末調整2026はいくら戻る? 還付金を計算【令和8年分】
令和8年分の年末調整は、基礎控除と給与所得控除の引き上げがさかのぼって反映される最初の年末調整です。1〜11月は改正前の税額表で引かれているので、その差が12月にまとめて戻ります。給与と賞与を入れると、戻る額の目安を出します。
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計算の内訳
| 毎月の社会保険料 | 44,145円 |
| 毎月引かれた所得税(改正前の月額表) | 6,340円 |
| 賞与から引かれた所得税 | — |
| 1年間に引かれた所得税 | 76,080円 |
| 給与所得(年収 − 給与所得控除) | 2,440,000円 |
| − 社会保険料控除 | − 529,740円 |
| − 基礎控除(改正後) | − 1,040,000円 |
| 課税所得(千円未満切り捨て) | 870,000円 |
| 年末調整後の年税額(百円未満切り捨て) | 44,400円 |
| 戻る額 | 31,680円 |
※ 毎月同じ給与・賞与は毎回同じ額と仮定した概算です。毎月の所得税は国税庁の「電算機計算の特例」で計算しているので、印刷された月額表と数十円ずれることがあります。
※ 住宅ローン控除・前職の源泉徴収・途中入社は入れていません。住民税はこの計算に関係ありません(前年の所得で決まり、翌年6月から引かれます)。
1年間に引かれた所得税 76,080円年末調整後の年税額 44,400円
うち改正(基礎控除の引き上げなど)による分 31,680円
月給30万円なら年末調整で約3.2万円戻る(令和8年分の目安)本サイトは公的機関ではありません。国税庁・全国健康保険協会・厚生労働省が公表している資料を出典として引用している、独立した民間のサイトです。
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月給別:令和8年分の年末調整で戻る目安
| 毎月の給与 | 1年間に引かれた所得税 | 年末調整後の年税額 | 戻る額 |
|---|---|---|---|
| 月給15万円 | 15,600円 | 0円 | 15,600円 |
| 月給20万円 | 39,480円 | 10,500円 | 28,980円 |
| 月給25万円 | 57,120円 | 26,500円 | 30,620円 |
| 月給30万円 | 76,080円 | 44,400円 | 31,680円 |
| 月給35万円 | 93,720円 | 63,500円 | 30,220円 |
| 月給40万円 | 129,240円 | 83,500円 | 45,740円 |
| 月給50万円 | 214,320円 | 149,200円 | 65,120円 |
| 月給60万円 | 361,080円 | 312,300円 | 48,780円 |
※ 賞与なし・扶養なし・40歳未満・健康保険料率9.90%(全国平均)の概算。
令和8年分の年末調整で変わること
| 項目 | 令和7年分まで | 令和8年分 |
|---|---|---|
| 基礎控除 | 58万円(+所得に応じた加算) | 104万円(合計所得489万円以下)・67万円(655万円以下)・62万円(2,350万円以下) |
| 給与所得控除の最低額 | 65万円 | 74万円(給与収入220万円以下は一律) |
| 扶養親族の所得要件 | 58万円以下(給与だけなら123万円) | 62万円以下(給与だけなら136万円) |
| 配偶者特別控除が満額の上限 | 給与160万円 | 給与169万円(なくなるのは207万円超) |
| 特定親族特別控除(19〜22歳) | 給与188万円まで | 給与197万円まで |
| ひとり親控除 | 35万円 | 35万円のまま(38万円への引き上げは令和9年分から) |
※ 施行は2026年12月1日、令和8年分の所得税にさかのぼって適用(国税庁 Q&A Q1-1)。毎月の源泉徴収税額表が変わるのは2027年1月の給与からです。
年末調整のスケジュール
| 時期 | すること |
|---|---|
| 10〜11月 | 会社に扶養控除等申告書・基礎控除申告書・保険料控除申告書などを出す。令和8年分は、12月1日以後の改正を反映した様式を11月中に出してよい(国税庁 Q&A Q1-2) |
| 12月 | 会社が年末調整で1年分の所得税を計算し直し、引きすぎた分を給与に上乗せして返す(1月の給与で返す会社もある) |
| 12月〜1月 | 令和8年分の源泉徴収票が渡される。見方 |
| 2027年1月〜 | 新しい源泉徴収税額表で、毎月の所得税が下がる |
| 2027年2〜3月 | 医療費控除や、年末調整を受けていない人は確定申告。医療費控除の計算 |
最後の給与が11月30日以前だった人は、確定申告で精算
年末調整は「その年最後の給与」を払うときに行うので、令和8年分の最後の給与が11月30日以前だと、改正後の控除は年末調整では使われません(国税庁 Q&A Q1-2)。年の途中で退職した人も同じです。確定申告をすれば、改正後の控除で計算し直して還付を受けられます。
年末調整の還付金計算ガイド:使い方と給与明細からの入れ方
12月(会社によっては1月)の給与で戻ってくる年末調整の還付金を、毎月の給与と賞与から見積もるページです。令和8年分は控除の引き上げがさかのぼって反映されるので、いつもの年より戻る額が大きくなりやすい年です。
こんなときに使えます
- 12月の給与明細が届く前に、戻る額のおおよそを知りたいとき
- 保険料控除申告書を出すと、還付がどれだけ増えるか確かめたいとき
- 会社から渡された源泉徴収票の金額が、おおむね合っているか見たいとき
使い方
- 「毎月の給与(額面)」に、給与明細の総支給額を万円で入れます。残業代などで月ごとに違うときは、1か月の平均を入れます。
- 賞与があれば「賞与(1年間の合計)」に合計を入れ、年2回か年1回かを選びます。
- 保険料控除申告書に書く控除額やiDeCoの掛金があれば、合計を「生命保険料控除・地震保険料控除・iDeCoなどの合計」に入れます。
計算の例
月給28万円、賞与が年2回で合計60万円、扶養なしの場合、1年間に引かれる所得税は89,658円、年末調整後の年税額は52,300円で、戻る額は37,358円です。
このうち33,258円は控除の引き上げによる分で、生命保険料控除などの8万円を申告した分は4,100円です。
気をつけたいこと
- 計算は、毎月の給与と賞与が同じ額だった場合の目安です。途中入社の人や前の勤め先の分がある人は、実際の額と大きく違うことがあります。
- 新しく扶養に入れられる家族がいるときは、扶養控除等申告書などで会社に申告しないと、年末調整に反映されません。
よくある質問
令和8年分(2026年)の年末調整は、なぜ還付が多いのですか。
還付金はいつ戻りますか。
年末調整で戻らない人はいますか。
何もしなくても改正は反映されますか。
この計算と実際の還付額が違うのはなぜですか。
2027年1月からの毎月の給与はどうなりますか。
出典と適用年度
- 国税庁
- 令和8年度税制改正(基礎控除の引上げ等関係)Q&A(令和8年5月)
- 国税庁
- 令和8年分 源泉徴収税額表(月額表・賞与の算出率の表・電算機計算の特例)
- 国税庁
- 基礎控除(No.1199)
- 国税庁
- 給与所得控除(No.1410)
- 国税庁
- 所得税の速算表(No.2260)
本ツールの計算結果は概算です。正確な給与計算や税額については、勤務先の人事・経理担当者、または社会保険労務士・税理士にご相談ください。
税金のガイド
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