妊娠中の体重増加の目安:妊娠前のBMIから(あと何kgまで)
妊娠前の身長と体重を入れると、出産までの体重増加の目安を出します。今の体重を入れると、ここまでの増加と残りの目安も。
妊娠前の BMI = 52kg ÷ (1.58m)² ≒ 20.8(普通体重)
出産のころの体重の目安:62〜65kg(妊娠前 52kg + 10〜13kg)
今の体重を入れると、ここまでの増加と、出産までの残りの目安を出します
指針では、増加量を厳格に指導する根拠は必ずしも十分ではないため、個人差を考慮したゆるやかな指導を心がけるとされています
体重増加には個人差があります。むくみ(浮腫)で急に増えることもあるので、不安なときは医師に相談してください
妊娠中の体重増加の目安 10〜13kg(妊娠前 BMI 20.8・普通体重)妊娠中の体重増加指導の目安
| 妊娠前の体格 | BMI | 増加の目安 |
|---|---|---|
| 低体重(やせ) | 18.5未満 | 12〜15kg |
| 普通体重 | 18.5以上25.0未満 | 10〜13kg |
| 肥満(1度) | 25.0以上30.0未満 | 7〜10kg |
| 肥満(2度以上) | 30.0以上 | 個別対応(上限5kgまでが目安) |
厚生労働省「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」(2021年3月)。体格の区分は日本肥満学会の肥満度分類による。増加量を厳格に指導する根拠は必ずしも十分ではないため、個人差を考慮したゆるやかな指導を心がけるとされています。
身長別・妊娠前の体重の区分(早見表)
| 身長 | BMI 18.5の体重 | BMI 25の体重 | BMI 30の体重 |
|---|---|---|---|
| 145cm | 38.9kg | 52.6kg | 63.1kg |
| 150cm | 41.6kg | 56.3kg | 67.5kg |
| 155cm | 44.4kg | 60.1kg | 72.1kg |
| 160cm | 47.4kg | 64.0kg | 76.8kg |
| 165cm | 50.4kg | 68.1kg | 81.7kg |
| 170cm | 53.5kg | 72.3kg | 86.7kg |
※ 妊娠前の体重が、BMI 18.5にあたる体重より軽ければ低体重(増加の目安 12〜15kg)、18.5〜25 の間なら普通体重(10〜13kg)、25〜30 の間なら肥満1度(7〜10kg)、BMI 30にあたる体重以上なら個別対応(上限5kgまで)。
妊娠中の体重増加の計算ガイド:使い方と残りの目安の見方
母子健康手帳や健診の記録を手もとに置いて使うページです。妊娠前の体格(BMI)によって増加の目安が変わるので、まず妊娠前の身長と体重を入れます。
こんなときに使えます
- 妊娠がわかって、出産までにどのくらい増えてよいか知りたいとき
- 健診の前に、ここまでの増え方を確かめておきたいとき
- 出産まであと何kgが目安か、残りの幅を知りたいとき
使い方
- 「身長」と「妊娠前の体重」を入れます。妊娠前の BMI と、体格の区分が出ます。
- 「今の体重」を入れます。ここまでの増加と、出産までの残りの目安がわかります。
- 下の早見表で、自分の身長だと妊娠前の体重がどの区分だったかも確かめられます。
計算の例
身長155cm・妊娠前48kgなら、妊娠前の BMI は20.0で「普通体重」。出産までの増加の目安は10〜13kgです。
今の体重が53kgなら、ここまで+5.0kg。出産までに、あと5.0〜8.0kgが目安の範囲です。
気をつけたいこと
- 「今の体重」に健診で量った値を入れると、母子健康手帳の記録と並べて見られます。
- 目安は、個人差を考えたゆるやかな指導のためのものとされています(「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」)。
- 急に増えたときは、むくみのこともあります。不安なときは、健診で医師に相談してください。
よくある質問
妊娠中の体重増加の目安は?
BMI はどう計算しますか。
どの体重で計算しますか。
急に体重が増えたときは?
目安より増えたら、すぐに減らすべき?
出典と適用年度
- 国立健康・栄養研究所
- 妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針(厚生労働省、2021年): 妊娠中の体重増加指導の目安
- 厚生労働省 e-ヘルスネット
- 肥満と健康(肥満度分類・標準体重)
本ツールの判定は目安です。診断ではありません。体重や健康のことは、医師・保健師・管理栄養士などにご相談ください。
要点
- 普通体重(18.5〜25)
10〜13kg - やせ(18.5未満)
12〜15kg - 肥満1度(25〜30)
7〜10kg - 30以上
個別対応(上限5kg)