ガンマ分布の計算:確率 P(X ≤ x)・確率密度・平均・パーセント点

出典を再確認:2026年10月15日Microsoft サポート(GAMMA.DIST 関数)

形 α と尺度 β、x を入れると、ガンマ分布の確率を出します。α = 1 なら指数分布、α が整数ならアーラン分布。確率からパーセント点も。Excel の GAMMA.DIST と同じ値です。

数値を入れる

ガンマ分布:P(X ≤ 10)
0.06809

P(X ≤ 10) = 0.06809(6.81%)・P(X > 10) = 0.93191

確率密度 f(10) = 0.03264

平均 18・分散 36・標準偏差 6・中央値 17.3379

Excel: =GAMMA.DIST(10.00001131, 9, 2, TRUE) → 0.0680940039

f(x) = xα−1e−x/β ÷ (Γ(α)βα)

ガンマ分布 P(X ≤ 10) = 0.06809

グラフ(確率密度と P(X ≤ x) の面積)

037.2x = 10

代表的なパーセント点

下側確率上側確率x
50%50%17.3379
90%10%25.9894
95%5%28.8693
97.5%2.5%31.5264
99%1%34.8053

※ 上で入れたパラメーターでの値。P(X ≤ x) がその確率になる x です。

ガンマ分布の計算ガイド:使い方と α・β の入れ方

指数分布が「次の1回まで」の時間なら、ガンマ分布は「α 回目が起こるまで」の時間にも使えます。右にすそを引いた、正の値だけのデータを扱うときの計算機です。

こんなときに使えます

  • 平均10分おきに来る客の、3人目が来るまでの時間を確率で見たいとき
  • 待ち行列や処理時間など、正の値で右にすそを引くデータを分析するとき
  • Excel の GAMMA.DIST や GAMMA.INV の結果を、式つきで確かめたいとき

使い方

  1. 「α(形)」に形のパラメーター、「β(尺度)」に尺度(1回あたりの平均の間隔など)を入れます。
  2. 「x」に知りたい値を入れると、P(X ≤ x) と確率密度、平均・中央値が出ます。
  3. 「確率から x(パーセント点)」に切り替えると、下側確率に対応する x を求められます。

計算の例

客がランダムに平均10分おきに来るとき、3人目が来るまでの時間は α = 3、β = 10 のガンマ分布です。30分以内に3人目が来る確率は0.57681(約57.68%)になります。

平均は αβ = 30分ですが、中央値は26.7406分で、平均より少し短めです。右にすそを引く分布では、このずれがよく起こります。

気をつけたいこと

  • 教科書によっては「率 λ」で書かれています。1分あたり0.1回なら、β にはその逆数の10を入れます。
  • α と β を取り違えると、平均(αβ)は同じでも形がまったく変わります。入れたあとにグラフの形も確かめてください。

よくある質問

ガンマ分布とは?
正の値をとる、右にすそを引いた分布です。Excel のヘルプでは、正規分布に従わない変数の分析や、待ち行列の分析によく使われると説明されています。
α と β の意味は?
このページは Excel と同じで、α が形、β が尺度です。平均は αβ、分散は αβ2。教科書によっては β の代わりに率 λ = 1/β を使うので、そのときは β に 1/λ を入れてください。
ほかの分布との関係は?
α = 1 なら指数分布、α が正の整数ならアーラン分布です。α = n/2、β = 2 なら自由度 n のカイ二乗分布になります(Excel のヘルプ)。
例の値は?
x = 10.00001131、α = 9、β = 2 なら、P(X ≤ x) ≒ 0.068094、確率密度 ≒ 0.032639 です(Excel の GAMMA.DIST の使用例と同じ)。

出典

確認方法:Excel の GAMMA.DIST 関数の使用例出典を再確認:2026年10月15日

Microsoft サポート
GAMMA.DIST 関数(書式・使用例)
文部科学省
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編(数学Ⅰ データの分析:分散・標準偏差・相関係数/数学B 統計的な推測:二項分布・正規分布)

本ツールの確率やパーセント点は数値計算で求め、表示した桁で四捨五入しています。検定や論文に使うときは、統計ソフトや数表の値でもご確認ください。

作成:計算24の運営者(AIを含むツールで作成し、主な数値は出典の計算例・早見表と照合するテストで確かめてから公開しています。公開後に運営者が内容を確認し、誤りは見つけしだい直します) このサイトの作り方

要点

  • 平均
    αβ
  • 分散
    αβ²
  • α = 1
    指数分布
  • Excel
    GAMMA.DIST