三角形の内接円・外接円の半径の計算:3辺・正三角形・直角三角形から(図つき)

出典を再確認:2026年10月15日高等学校学習指導要領解説 数学編(数学Ⅰ 正弦定理・数学A 三角形の外心・内心)

三角形の3辺の長さから、内接円の半径 rと外接円の半径 Rを出します。r = 面積 ÷ s、R = abc ÷(4 × 面積)。√ のまま正確な値と小数、入れた数どおりの図つき。正三角形・直角三角形もかんたんに。

数値を入れる

外接円の半径(3辺 5・6・7)
35√6/24

s = (a + b + c) ÷ 2 = 9、面積 S = √{s(s − a)(s − b)(s − c)} = 6√6 ≒ 14.6969cm2

内接円の半径 r = S ÷ s = 2√6/3 ≒ 1.633cm(S = 1/2 × r × (a + b + c) より)

外接円の半径 R = abc ÷ 4S = 35√6/24 ≒ 3.5722cm(正弦定理 a ÷ sin A = 2R より)

鋭角三角形なので、外接円の中心(外心)は三角形の内側にあります

内接円の面積 πr2 ≒ 8.3776cm2・外接円の面積 πR2 ≒ 40.088cm2

3辺5・6・7の三角形:内接円の半径2√6/3、外接円の半径35√6/24

図(入れた数のとおりに描きます)

rRIOABC

内接円・外接円の半径の公式

求めるもの公式
内接円の半径 rr = S ÷ s(S は面積、s = (a + b + c) ÷ 2)。面積 S = 1/2 × r × (a + b + c) から
外接円の半径 RR = abc ÷ 4S、または 正弦定理 a ÷ sin A = 2R から R = a ÷ (2 sin A)
直角三角形R = 斜辺 ÷ 2、r = (a + b − 斜辺) ÷ 2(a・b は直角をはさむ辺)
正三角形(1辺 a)r = √3/6 × a、R = √3/3 × a(R は r の2倍)

内接円の中心(内心 I)は3つの角の二等分線の交点、外接円の中心(外心 O)は3辺の垂直二等分線の交点です(数学A)。

内接円・外接円の半径の計算ガイド:使い方と三角形の選び方

三角形の3辺の長さから、内接円の半径 r と外接円の半径 R を出します。正三角形や直角三角形なら、わかっている辺だけで計算できます。

こんなときに使えます

  • 高校の数学Ⅰ・数学Aで、内接円・外接円の半径を求める問題を確かめたいとき
  • 正弦定理やヘロンの公式を使った自分の計算が、合っているか見たいとき
  • 三角形の板に入る円や、三角形を囲む円の大きさを知りたいとき

使い方

  1. 「わかっているもの」で、3辺・正三角形(1辺)・直角三角形(2辺)のどれかを選びます。
  2. 辺の欄に長さを入れます。直角三角形では、直角をはさむ2辺を入れます。
  3. 「大きく出すもの」で、外接円の半径 R か内接円の半径 r を選びます。もう一方も下に出ます。

計算の例

直角をはさむ辺が6cmと8cmの直角三角形は、内接円の半径が2cm、外接円の半径が5cmです。外接円の半径は、斜辺のちょうど半分になっています。

3辺が7cm・8cm・9cmの三角形なら、内接円の半径は√5(およそ2.2361cm)、外接円の半径は21√5/10(およそ4.6957cm)です。

気をつけたいこと

  • 外接円の半径 R は、どんな三角形でも内接円の半径 r の2倍以上になり、ちょうど2倍になるのは正三角形のときだけです。答えの確かめに使えます。
  • いちばん長い辺がほかの2辺の和以上だと、三角形になりません。3辺の長さを確かめてから入れます。

よくある質問

内接円の半径の求め方は?
三角形の面積を S、3辺の和の半分を s = (a + b + c) ÷ 2 とすると、r = S ÷ s です。内心と3つの頂点を結ぶと、高さ r の三角形3つに分かれるので、S = 1/2 × r × (a + b + c) が成り立ちます。辺が 3・4・5 なら S = 6、s = 6 で r = 1 です。
外接円の半径の求め方は?
正弦定理 a ÷ sin A = 2R から R = a ÷ (2 sin A)。3辺がわかっているときは R = abc ÷ 4S(S は面積)でも出せます。辺が 5・6・7 なら S = 6√6 で、R = 210 ÷ 24√6 = 35√6/24 ≒ 3.57 です。
直角三角形の外接円の半径は?
外接円の中心は斜辺の中点になるので、R = 斜辺 ÷ 2 です(直径が斜辺)。3・4・5 の直角三角形なら R = 2.5 です。
正三角形の内接円・外接円は?
1辺を a とすると、内接円の半径 r = √3/6 × a、外接円の半径 R = √3/3 × a で、R はちょうど r の2倍です。1辺 6 なら r = √3、R = 2√3 です。
外心が三角形の外に出るのはどんなとき?
鈍角三角形のときです。直角三角形では斜辺の上(中点)、鋭角三角形では三角形の内側にあります。内心はいつも三角形の内側です。

出典

準拠:高等学校学習指導要領(平成30年告示)出典を再確認:2026年10月15日

文部科学省
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編(数学Ⅰ 図形と計量:三角比、正弦定理・余弦定理)
文部科学省
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編 理数編(数学A 場合の数と確率・ユークリッドの互除法)

本ツールの整数・分数の計算は誤差なしで行い、終わりのない小数は表示した桁で四捨五入しています。授業やテストでの答えの書き方(分数のまま・帯分数・根号の形など)は、先生や問題の指示に従ってください。

作成:計算24の運営者(AIを含むツールで作成し、主な数値は出典の計算例・早見表と照合するテストで確かめてから公開しています。公開後に運営者が内容を確認し、誤りは見つけしだい直します) このサイトの作り方

要点

  • 内接円
    r = 面積 ÷ s
  • 外接円
    R = abc ÷(4 × 面積)
  • 直角三角形
    R = 斜辺 ÷ 2
  • 習う学年
    高校(数学Ⅰ・数学A)