濃度の計算:食塩水の濃度・混ぜたとき・薄め方(ppm)
食塩と水の量から質量パーセント濃度を出します。食塩の量の逆算、2つの食塩水を混ぜたときの濃度、塩素系漂白剤などの原液を ppm に薄める量(厚生労働省の資料と同じ計算)も。
食塩水 = 食塩 + 水 = 20 + 80 = 100g
濃度 = 食塩 ÷ 食塩水 × 100 = 20 ÷ 100 × 100 = 20%
水の量 80g で割るのではなく、食塩水全体(食塩 + 水)で割ります。ppm では 200,000ppm
食塩20g+水80gの濃度は20%濃度の公式
| 求めるもの | 式 |
|---|---|
| 濃度(%) | 食塩 ÷ 食塩水 × 100(食塩水 = 食塩 + 水) |
| 食塩の量 | 食塩水 × 濃度 ÷ 100 |
| 混ぜたときの濃度 | 食塩の合計 ÷ 食塩水の合計 × 100 |
| ppm | 1% = 10,000ppm(百分の一と百万分の一) |
計量単位令では、質量百分率(%)を「その質量の百分の一の成分を含む濃度」、質量百万分率(ppm)を「百万分の一」と定めています。水溶液の質量パーセント濃度は中学1年の理科で学びます。
塩素系漂白剤の薄め方(厚生労働省の資料)
| 製品の濃度 | 200ppm | 1000ppm |
|---|---|---|
| 12%(一般的な業務用) | 5ml | 25ml |
| 6%(一般的な家庭用) | 10ml | 50ml |
| 1% | 60ml | 300ml |
どれも水 3L に加える液の量。200ppm は食器・カーテンなどの消毒や拭き取り、1000ppm はおう吐物などの廃棄(袋の中で浸す)に使います(厚生労働省「ノロウイルス 食品を取扱う方々へ」)。製品ごとに濃度が違うので表示を確かめ、酸性のものに原液を直接かけないなど「使用上の注意」を守ってください。
濃度の計算ガイド:使い方と薄め方の出し方
食塩水の濃度(質量パーセント濃度)を出したり、2つの食塩水を混ぜたときの濃度や、原液を薄めるときの量を出したりするページです。
こんなときに使えます
- 理科や算数の食塩水の問題で、答えを確かめたいとき
- 濃さの違う液を混ぜたら、何%になるかを知りたいとき
- 塩素系漂白剤を、決まった濃さ(ppm)に薄めて使いたいとき
使い方
- 「計算」で、濃度を求める・食塩の量を求める・2つを混ぜる・薄めるのどれかを選びます。
- 選んだ計算に合わせて、「食塩の量」「水の量」などの欄に数を入れます。薄めるときは「原液の濃度」「作りたい濃度」「水の量」です。
- 結果の式で、何を何で割っているかを確かめます。
計算の例
食塩15gを水285gにとかすと、15 ÷(15 + 285)× 100 = 5%です。3%の食塩水200gと8%の食塩水300gを混ぜると、6%になります。
6%の塩素系漂白剤で200ppmの液を作るなら、水2Lに原液約6.7mlです。
気をつけたいこと
- 薄める計算は、液体を1ml=1gとみなした目安です。
- 漂白剤などを薄めるときは、製品の濃度の表示と「使用上の注意」を必ず確かめてください。
よくある質問
濃度の求め方は?
2つの食塩水を混ぜた濃度は?
ppm とは?
家庭用の漂白剤で 200ppm の消毒液を作るには?
出典
- e-Gov法令検索
- 計量単位令(濃度: 質量百分率・質量百万分率の定義)
- 文部科学省
- 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 理科編(第1学年 水溶液:質量パーセント濃度)
- 厚生労働省
- ノロウイルス 食品を取扱う方々へ(塩素消毒の方法: 200ppm・1000ppm の塩素液の作り方)
本ツールの整数・分数の計算は誤差なしで行い、終わりのない小数は表示した桁で四捨五入しています。授業やテストでの答えの書き方(分数のまま・帯分数・根号の形など)は、先生や問題の指示に従ってください。
要点
- 濃度
食塩 ÷ (食塩 + 水) × 100 - 食塩の量
食塩水 × 濃度 ÷ 100 - 1%
10,000ppm - 6% で 200ppm
水 3L に 10ml