二次方程式の計算:解の公式で解く(途中式・判別式・グラフ)

出典を再確認:2026年10月15日文部科学省 中学校学習指導要領解説 数学編(第3学年 二次方程式)・高等学校 数学Ⅱ

ax2 + bx + c = 0 の a・b・c を入れると、解の公式に代入した途中式と答えを出します。√ を簡単にした正確な形と小数、判別式、因数分解、虚数解(数学Ⅱ)、放物線のグラフも。分数・小数の係数もそのまま入れられます。

数値を入れる

0 以外
ない項は 0
−3・0.5・1/2 も
2x² − 5x + 1 = 0 の解
x = (5 ± √17)/4

a = 2、b = −5、c = 1

判別式 D = b2 − 4ac = (−5)2 − 4 × 2 × 1 = 17。0より大きいので、異なる2つの実数解

解の公式 x = (−(−5) ± √17)/2 × 2 = (5 ± √17)/4

小数では x ≒ 0.2192、2.2808

2つの解の和 = −b/a = 5/2、積 = c/a = 1/2(解と係数の関係・数学Ⅱ)

2x² − 5x + 1 = 0 の解:x = (5 ± √17)/4

グラフ(放物線 y = ax2 + bx + c)

xyx = 0.22x = 2.28頂点 (1.25, −2.13)

※ x 軸と交わる点の x 座標が、方程式の実数解です。交わらなければ実数の解はありません。グラフは形がわかるように、縦と横の目盛りを変えています。

解の公式

ax2 + bx + c = 0 の解は x = (−b ± √(b2 − 4ac))/2a

解の公式の導き方(平方完成)

1ax2 + bx + c = 0 の両辺を a でわる:x2 + b/ax + c/a = 0
2c/a を右へ移す:x2 + b/ax = −c/a
3x の係数の半分の2乗 (b/2a)2 を両辺に足す:(x + b/2a)2 = (b2 − 4ac)/4a2
4平方根をとる:x + b/2a = ±(√(b2 − 4ac))/2a
5b/2a を右へ移す:x = (−b ± √(b2 − 4ac))/2a

学習指導要領解説では、x2 + 4x − 7 = 0 のように「平方の形に変形して解く」手順と見比べながら、解の公式が導かれる過程を知ることを大切にしています(中学3年)。

判別式 D = b2 − 4ac と解の個数

D解グラフと x 軸
D > 0異なる2つの実数解2点で交わる
D = 0重解(1つ)1点で接する
D < 0実数解なし(虚数解2つ)交わらない

二次方程式の計算ガイド:使い方と係数の入れ方

ax2 + bx + c = 0 の a・b・c を入れると、解の公式に代入した途中式と答えを出します。因数分解できるときはその形も出るので、解き方を選ぶ手がかりになります。

こんなときに使えます

  • 中学3年の二次方程式の宿題で、答えと途中式を確かめたいとき
  • 因数分解で解けるか、解の公式を使うべきかを見きわめたいとき
  • 高校で、判別式や虚数解の答えを確かめたいとき

使い方

  1. 方程式を「〜 = 0」の形に整理してから、x2 の係数を「a」に入れます。
  2. 「b(x の係数)」と「c(数だけの項)」には、符号ごと入れます。x の項がないときは、b に0を入れます。
  3. 途中式の判別式 D を見ると、異なる2つの実数解をもつか、重解をもつか、実数解をもたないかがわかります。

計算の例

x2 − 2x − 15 = 0 は、a = 1、b = −2、c = −15 と入れます。判別式は64で、解は x = −3、5。(x + 3)(x − 5) = 0 と因数分解もできます。

x2 + 4x + 1 = 0 なら、解は x = −2 ± √3(小数でおよそ−3.7321と−0.2679)です。

気をつけたいこと

  • x2 = 2x + 15 のように右辺に項があるときは、移項してから入れます。移した項の符号が変わるのを忘れないようにします。
  • 係数は −3・0.5・1/2 のように、マイナス・小数・分数のまま入れられます。分母を払う前の式でも計算できます。

よくある質問

解の公式とは?
二次方程式 ax2 + bx + c = 0 の解を、係数 a・b・c から直接求める式で、x = {−b ± √(b2 − 4ac)} ÷ 2a です。因数分解できない方程式も解けます。中学3年で学びます。
解の公式の使い方は?
式を ax2 + bx + c = 0 の形にして、a・b・c を符号ごと代入します。2x2 − 5x + 1 = 0 なら a = 2、b = −5、c = 1 で、x = {5 ± √(25 − 8)} ÷ 4 = (5 ± √17)/4 です。
b が偶数のときの公式は?
b = 2b′ とおくと x = {−b′ ± √(b′2 − ac)} ÷ a と簡単になります。x2 + 4x − 7 = 0 なら b′ = 2 で、x = −2 ± √(4 + 7) = −2 ± √11。どちらの公式でも答えは同じです。
判別式とは?
D = b2 − 4ac(解の公式の √ の中)です。D > 0 なら異なる2つの実数解、D = 0 なら重解、D < 0 なら実数の解はありません。高校の数学Ⅱでは、D < 0 のとき2つの虚数解(i を使った解)があると学びます。
√ の中がマイナスになったら?
中学の範囲では「解なし」です。高校の数学Ⅱでは、2乗すると −1 になる数 i(虚数単位)を使い、x2 + 2x + 5 = 0 の解は x = −1 ± 2i と表します。

出典

準拠:中学校学習指導要領(平成29年告示)・高等学校学習指導要領(平成30年告示)出典を再確認:2026年10月15日

文部科学省
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 数学編(第3学年 二次方程式:解の公式を知り,それを用いて二次方程式を解くこと)
文部科学省
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編(数学Ⅱ いろいろな式:複素数の四則計算、二次方程式の解の種類の判別及び解と係数の関係)

本ツールの整数・分数の計算は誤差なしで行い、終わりのない小数は表示した桁で四捨五入しています。授業やテストでの答えの書き方(分数のまま・帯分数・根号の形など)は、先生や問題の指示に従ってください。

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要点

  • 解の公式
    x = {−b ± √(b2 − 4ac)} ÷ 2a
  • 判別式
    D = b2 − 4ac
  • b が偶数
    x = {−b′ ± √(b′2 − ac)} ÷ a
  • 習う学年
    中学3年(虚数解は高校 数学Ⅱ)