一様分布の計算:確率 P(X ≤ x)・確率密度・平均・分散

出典を再確認:2026年10月15日文部科学省 高等学校学習指導要領解説 数学編(数学B 統計的な推測:確率密度関数)

区間 a〜b と x を入れると、一様分布(連続型)の確率を出します。確率密度は 1/(b − a) で一定、確率は長さの割合。平均・分散と、確率から x も。

数値を入れる

一様分布:P(X ≤ 3)
0.3

P(X ≤ 3) = 0.3(30%)・P(X > 3) = 0.7

確率密度 f(3) = 0.1

平均 5・分散 8.33333・標準偏差 2.88675・中央値 5

Excel: =(3-0)/(10-0) → 0.3

f(x) = 1 ÷ (b − a) F(x) = (x − a) ÷ (b − a)

一様分布 P(X ≤ 3) = 0.3

グラフ(確率密度と P(X ≤ x) の面積)

010x = 3

代表的なパーセント点

下側確率上側確率x
50%50%5
90%10%9
95%5%9.5
97.5%2.5%9.75
99%1%9.9

※ 上で入れたパラメーターでの値。P(X ≤ x) がその確率になる x です。

一様分布の計算ガイド:使い方と区間の決め方

区間のどの値も同じように出やすい、いちばん単純な連続型の分布です。確率は「区間全体のうち、どれだけの長さか」の割合になるので、答えの意味がつかみやすいのが特徴です。

こんなときに使えます

  • 15分おきのバスを、時刻を見ずに待つときの待ち時間を考えたいとき(どの時刻に着くのも同じくらいとみなす場合)
  • 確率密度関数の考え方を、計算しやすい例で確かめたいとき
  • 0〜1 の乱数を変換したときの値の範囲を確かめたいとき

使い方

  1. 「下限 a」と「上限 b」に区間の両端を入れます。
  2. 「x」に値を入れると、P(X ≤ x) と確率密度 1/(b − a)、平均・分散が出ます。
  3. ある確率に対応する値を知りたいときは「確率から x(パーセント点)」を選びます。

計算の例

15分おきのバスなら、待ち時間は0〜15分の一様分布と考えられます。5分以内に乗れる確率は0.33333(約33.33%)、平均の待ち時間は7.5分です。

「確率から x」で0.9を入れると x = 13.5分。9割の確率で、それまでにバスが来る計算です。

気をつけたいこと

  • 「上限 b」は「下限 a」より大きい値にします。
  • 実際のバスは遅れることもあります。時刻表どおりに来るという前提の目安として使ってください。

よくある質問

一様分布とは?
区間 a〜b のどの値も同じように出やすい分布です。確率密度は区間の中で一定の 1/(b − a)、外では0です。
確率の求め方は?
P(X ≤ x) = (x − a) ÷ (b − a) で、区間全体の長さのうち x までの長さの割合です。0〜10 で x = 3 なら 0.3 です。
平均と分散は?
平均は区間のまん中 (a + b)/2、分散は (b − a)2/12 です。0〜1 なら平均 0.5、分散 1/12 ≒ 0.0833。
サイコロの目は一様分布?
サイコロの目は1〜6の飛び飛びの値なので「離散型」の一様分布で、どの目も確率 1/6 です。このページは連続型(区間のどの値もとる)の計算です。
Excel では?
一様分布の専用の関数はないので、=(x − a)/(b − a) で計算します。0〜1 の一様乱数は =RAND() です。

出典

準拠:高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編出典を再確認:2026年10月15日

文部科学省
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編(数学Ⅰ データの分析:分散・標準偏差・相関係数/数学B 統計的な推測:二項分布・正規分布)

本ツールの確率やパーセント点は数値計算で求め、表示した桁で四捨五入しています。検定や論文に使うときは、統計ソフトや数表の値でもご確認ください。

作成:計算24の運営者(AIを含むツールで作成し、主な数値は出典の計算例・早見表と照合するテストで確かめてから公開しています。公開後に運営者が内容を確認し、誤りは見つけしだい直します) このサイトの作り方

要点

  • 確率密度
    1/(b − a)
  • P(X ≤ x)
    (x − a)/(b − a)
  • 平均
    (a + b)/2
  • 分散
    (b − a)²/12